定性調査とは、結果を言葉中心に表現するものです。
質問に対して選択肢などの制約を設けず、自由な表現で回答してもらいます。
1つのテーマ(商品やサービス、CMなど)をただ好きか嫌いか、AかBかではなく、こういう部分が好き、反対にこうすれば良くなるのに、といった意見やその背景にある「深層心理」から、商品・サービスのヒントやアイデアの素材を発見するための調査と言えます。
言い換えれば、「仮説を探すこと」を目的とした調査です。
そして、定性調査で発見した仮説を検証するために一般的に用いられるのが定量調査だと言えます。
対象者同士がお互いの発言によって交互作用が得られ、話題がどんどん展開していく(グループダイナミズム)点が優れています。
また、例えば飲料の新商品を対象とした場合、パッケージデザイン評価や持ちやすさ、実際に試飲してもらった味の評価までを司会者を中心として細かくフォローできます。
既製品であれば、そのユーザーを集めたロイヤリティの検証など用途は多岐にわたります。
調査テーマに合致した対象者(4~6名程度)を集め、モデレーターを中心に調査テーマについて自由に意見を出してもらう座談会形式の調査方法。
同じ条件の対象者が集まっているため、定量調査よりもかなり深い情報や心理を取得できます。
また、意見交換をしているうちに思いがけない発想や発見も期待できます。
定量調査結果の裏付けや深掘り、または定量調査の質問項目案や選択肢の設定など、幅広く活用されています。
調査員とインタビュアーが1対1で質問を重ねていく、対面形式の調査方法。
1対1に拘らず、対象者を家族単位や友達同士など少数単位で設定することもあります。
他人の目を意識しない、本音の部分を引き出すことが可能です。
例えば、ある商品を購入しない本当の理由を知りたいとき、回答者の日常の生活ぶりなどを詳細に聞き出しながら、時間をかけて本音に迫ることができます。
定量調査では取得しきれなかった情報や、グループインタビューでは周りを気にして言えなかった意見などを引き出すことが期待されます。
対象者の自宅に訪問し、日々の行動観察とインタビューを行います。
消費者の生活環境を理解したり、商品の使われ方を実際に見て把握できます。
製品(日用品、食品)などを、一定期間、実際に家庭で使用してもらい、その評価を調査する手法です。
例えば、発売前の新商品を日常の中で使用してもらい、満足点、不満足点を実体験から聴取可能です。
現使用品との使用感の差も聴取できます。
実際に近い使用環境での評価が得られるので、製品の開発や改良に有効な情報を入手できます。
対象者の買い物に同行し、観察とインタビューを行います。
消費者がどのように商品を検討し、購入するのかを実際に観察し、理由を明らかにすることができます。
グループインタビュー(座談会)やデプスインタビュー(1対1)は、以下の要領で行われます。
お気軽に安心してご参加いただけますと幸いです。
商品やサービス、広告などについて、メーカーやサービス企業が、消費者の皆様の声を直接お伺いするために行います。
良い点だけではなく、ありのままのご意見を期待して実施するものです。
他の統計的調査データ等とともに、商品開発などの参考資料として利用する目的以外に、インタビューでの内容を利用することは決してありません。
また、発言に基づいて商品の販売や勧誘、ダイレクトメール発送などを行うことは絶対にありませんのでご安心ください。
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定性調査部